魔術士オーフェン・無常編 天使の囁き

『魔術士オーフェン・無常編 天使の囁き』（まじゅつしオーフェン むじょうへん てんしのささやき）は、『プレオーフェン』シリーズ第8話。

• 短編集 ： 魔術士オーフェン・無謀編8 それはいろいろまずいだろ？ （1999年7月12日、富士見ファンタジア文庫）
• 短編集 ： 魔術士オーフェン・プレ編 （2013年1月18日、TOブックス単行本）

誕生日が近づくレティシャの元に、差出人不明の贈り物が届く。箱の中には天使をかたどったブローチが一つ入っていた。思わぬプレゼントに思わず口元を綻ばせるレティシャ。しかし、教室の後輩たちはその日に好意的ではないことを偶然の立ち聞きによって知ってしまい、途端に機嫌を逆転させる。その後、予定された訓練合宿を抜け出して誕生日を祝おうとフォローを入れるキリランシェロだったが、レティシャはその不真面目な態度を必要以上に叱り飛ばしてしまう。

訓練のことで釘を刺しておこうとフォルテを呼び出すレティシャだったが、逆にフォルテから自分がキリランシェロの本当の実力を測れていないことを諭される。訓練で弟に手加減されていた事を知った怒りで、それまで蓄積されていたレティシャの苛立ちが爆発。その事実の真偽を確かめるため、レティシャはキリランシェロを体技室に呼び出す。

• レティシャ
• キリランシェロ
• ハーティア
• コミクロン
• フォルテ

• 天使のブローチ

• 無常（むじょう）：永遠に変わらないものは無いということ、人生のはかないさま