基本情報
著者 | : | 秋田禎信 |
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イラスト | : | 草河遊也 |
デザイン | : | 斉藤昭 / Veia |
仕様 | : | ソフトカバー単行本 / B6判 |
出版 | : | TOブックス (http://www.tobooks.jp/) |
URL | : | http://www.ssorphen.com/ |
既刊・新刊
魔術士オーフェンはぐれ旅 新シリーズ - 書き下ろし『はぐれ旅』新シリーズ / 全8巻+2巻
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端 - 2011年9月24日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で - 2011年10月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦 - 2011年11月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場 - 2012年3月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防 - 2012年9月15日・9月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣 - 2013年1月25日・2月15日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上) - 2013年10月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下) - 2014年5月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王編 - 2014年11月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 手下編 - 2015年9月25日発売予定
魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版 - 『はぐれ旅』旧シリーズの新装版 / 全10巻
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1 - 2011年9月24日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版2 - 2011年10月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版3 - 2011年11月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版4 - 2011年12月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版5 - 2012年1月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版6 - 2012年2月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版7 - 2012年3月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版8 - 2012年4月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版9 - 2012年5月25日発売
- 魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版10 - 2012年6月25日発売
魔術士オーフェン しゃべる無謀編 - 『無謀編』のドラマCD付き新装版 / 全7巻
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編1 - 2012年11月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編2 - 2012年12月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編3 - 2013年2月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編4 - 2013年3月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編5 - 2013年4月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編6 - 2013年5月25日発売
- 魔術士オーフェン しゃべる無謀編7 - 2013年6月25日発売
詳細は「新刊発売スケジュール」を参照
新シリーズ Q&A
Q. アニメの新シリーズじゃないの?
- 原作小説『魔術士オーフェンはぐれ旅』の続編シリーズです。アニメ化の予定はありません。
Q. まだ続いてたの?
- 富士見ファンタジア文庫より刊行されていた旧シリーズ(第一部/第二部)は、2003年に全20巻をもって完結済みです。
- 2011年、TOブックスより再始動された新シリーズ(第四部)は、旧シリーズから約20年後の世界が舞台となっています。
Q. 第三部はどうなったの?
- 設定上では「旧シリーズから約1年後〜3年後の話」とされている第三部ですが、新シリーズでは事実上「省略」された形で、未発表のシリーズとなっています。その内容については、新シリーズの劇中やあとがき等で断片的に明かされています。
Q. 旧シリーズを読んでなくても新シリーズに入っていける?
- 新シリーズは旧シリーズの流れをそのまま引き継いだ純粋な続編という位置付けにあるので、旧シリーズの知識が無いとストーリーや登場人物の理解が追いつかないおそれがあります。
- 富士見ファンタジア文庫の旧シリーズは現在絶版状態ですが、TOブックスより装丁を刷新した「新装版」として復刊されています。(→「#Q. 『はぐれ旅』旧シリーズは再販されないの?」)
Q. 新シリーズはどういう順番で読めばいいの?
- 第1巻の『キエサルヒマの終端』が旧シリーズ最終巻の直後から始まる話となっており、そこから発売順に読み進めばOKです。
- なお、第1巻と第2巻は、『秋田禎信BOX』に収録された書き下ろし後日談の再録版でもあるので、『BOX』を既読の方は第3巻『原大陸開戦』から読み始めても問題ありません。
Q. 『秋田禎信BOX』とは?
- 2009年12月にTOブックスより限定発売された秋田禎信の作品集です。『魔術士オーフェン』や『エンジェル・ハウリング』等、秋田氏が過去に手がけてきたシリーズの後日談を描く書き下ろしの他、単行本未収録作品などがセットになっています。完全予約限定生産として発売されたため、現在は入手困難です。
詳細は「akita:秋田禎信BOX」を参照
Q. 『秋田禎信BOX』は再販されないの?
- 『秋田禎信BOX』の再販予定はありませんが、上述の通り『オーフェン』書き下ろし分に関しては、再録・再編集されたものが新シリーズの1冊目・2冊目として発売されました。
- なお、『BOX』には『プレオーフェン』シリーズの書き下ろしである『魔術士オーフェン・往時編 怪人、再び』も収録されていますが、この作品については現在のところ再録の予定はないとのことです。
(ちらりと、あるものをみつつ)どうやら、予定はなさそうですね。あくまで「新シリーズを楽しむ上で必要なもの」しか再録されていないようです。
発売日 | 秋田禎信BOX | 収録単行本 | 発売日 | |
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2009年12月 | キエサルヒマの終端 | ⇒ | 魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端 |
2011年9月 |
約束の地で | ⇒ | 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で |
2011年10月 | |
魔王の娘の師匠 | ||||
魔術士オーフェン・往時編 怪人、再び |
⇒ | 未収録 | - |
Q. 『秋田禎信BOX』版と新シリーズ版の違いは?
- 新シリーズ版は、カバーイラストと口絵、挿絵がそれぞれ描き下ろしで追加され、巻末のあとがきが差し替えられています。
- なお『秋田禎信BOX』版のカバーイラストと口絵も、新シリーズ版の『キエサルヒマの終端』に口絵として全て再録されています。
Q. 期間限定で無料小冊子が配布されたと聞きましたが?
- 2011年4月〜10月にかけて、新シリーズの書き下ろし短編を先行収録した小冊子が、全国の一部書店で計3回にわたって無料配布されました。
- 小冊子に収録された短編は、新シリーズ第3巻『原大陸開戦』以降に1話ずつ再録済みです。
詳細は「魔術士オーフェンはぐれ旅 無料小冊子」を参照
配布日 | 小冊子 | 収録単行本 | 発売日 | |
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2011年4月 | 無料小冊子01 (魔術戦士の師弟) |
⇒ | 魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦 |
2011年11月 |
2011年6月 | 無料小冊子02 (と、魔王は考える) |
⇒ | 魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場 |
2012年3月 |
2011年10月 | 無料小冊子03 (エド・サンクタムの生活) |
⇒ | 魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防 |
2012年9月 |
新シリーズ番外編 Q&A
Q. ドラマCD無しの通常版は販売されないの?
- 新シリーズ番外編(『魔王編』と『番外編2』)はドラマCD付き限定版のみの刊行となり、単行本単体またはドラマCD単体での販売は予定されていません。全巻、完全受注生産となっているため、予約が推奨されます。
はぐれ旅 新装版 Q&A
Q. 文庫版と新装版の違いは?
- 新装版は、文庫版2冊分が1冊にまとめられ、サイズが新シリーズに合わせたB6判に拡大されています。段組み・文字組みは文庫版そのままです。
- 表紙は文庫版の表紙2枚を繋げたものが使われており、それぞれ単独で口絵としても収録されています。
- 書き下ろし等の追加要素はありません。
- シリーズ全巻購入特典として、『無謀編』書き下ろしの『プレオーフェン』シリーズ(全13話)を1冊にまとめた『魔術士オーフェン・プレ編』がもらえる応募者全員サービスキャンペーンが実施されました。
Q. 新装版は誤植がひどいと聞きましたが?
- 『はぐれ旅 新装版』第1巻の初版分(第1刷・第2刷)に入稿ミスと思しき大量の誤字があり、TOブックスによる自主回収および重版分との無償交換対応が実施されました(詳しくは公式の案内を参照)。交換期間はすでに終了していますが、TOブックスに連絡すれば対応してもらえるかもしれません。
- 奥付に表示されている刷数が「第3刷」以降であれば重版後のものになります。
Q. 電子書籍にはならないの?
- 現在、全10巻が好評配信中です。
詳細は「魔術士オーフェンはぐれ旅 (電子書籍版)」を参照
しゃべる無謀編 Q&A
Q. 文庫版と『しゃべる無謀編』の違いは?
- 『はぐれ旅』の新装版と同様に、文庫版2冊分が1冊にまとめられ、サイズがB6判に拡大されています。
- 毎巻、録り下ろしのドラマCDが封入されています。
- 毎巻、『プレオーフェン』の新作が書き下ろしで収録され、加えて最終巻には『はぐれ旅』の書き下ろし短編も収録されています。
- 文庫版には未収録となっていた『ドラゴンマガジン』掲載時のモノクロイラストが全て収録されています。カラーイラストは最終巻封入のフルカラーミニ画集にまとめて収録されています。
- ただし、文庫版の書き下ろし『プレオーフェン』については、上述の『はぐれ旅 新装版』の全巻購入特典となった関係上、『しゃべる無謀編』には収録されていません。また、文庫版のあとがきも割愛されています。
Q. ドラマCD無しの通常版は販売されないの?
- 『しゃべる無謀編』はドラマCD付き限定版のみの刊行となり、単行本単体またはドラマCD単体での販売は予定されていません。全巻、完全受注生産となっているため、予約が推奨されます。
Q. 『しゃべる無謀編』は電子書籍にはならないの?
- 現在、全7巻が好評配信中です。ただしドラマCDは収録されていません。
詳細は「魔術士オーフェンはぐれ旅 (電子書籍版)」を参照
Q. 『しゃべる無謀編3』のドラマCDに音飛びがあるのですが?
- 当該ドラマCDには収録ミスのある不良品が見つかっており、出版元による無償交換対応が実施されています。公式の案内を参照してください。
その他・全般 Q & A
Q. なぜ新シリーズ・新装版シリーズは文庫じゃなく単行本なの?
- 文庫は大量出版の恩恵を受けて価格を安く抑えられる出版形態ですが、①定期的 かつ ②まとまった数 の刊行物数が必要なため、この方式が採れるのはある程度大きな規模の出版社に限られます。今回の出版元であるTOブックスでは、現状この条件のクリアが困難とされています。
そういえばtwitterで「文庫シリーズ楽しみです」という声を結構いただきました。でも今回のこれは文庫でやるのではなくて、単行本です。文庫っていうのは基本的には毎月まとまった刊行点数を書店に搬入できないと成立しないので、TOブックスでは不可能です。まあ限定本のような高額商品にはならないはずですが。ソフトカバーですし、3月26日発売の『ハンターダーク』ほどのお値段になるようなこともない……と思います。
- 2013年5月、TOブックスの文庫レーベル「TO文庫」が創刊されました。『オーフェン』シリーズが文庫化するかどうかは未定です。
Q. なぜ出版元が富士見書房からTOブックスに変わったの?
- 現在、『オーフェン』シリーズの版権は富士見書房ではなく著者の秋田禎信氏本人が保有しています。
あ、昔の文庫のシリーズは再販しないのでしょうか? という質問があったのですが、いくつかの点で困難です…まず、これは誤解されそうであんまり言いたくないんですが、権利関係をややこしくしないためもあって、現在富士見書房さんからはわたしの原稿の版権を引き上げてある状態になってます。
- 加えて著者は以前、「今後、富士見ファンタジア文庫では企画をやらない」と明言しています。ただし、断じて著者と富士見書房の関係が悪化したわけではないということも再三に渡り強調されています。
いろいろと思うところあって、わたしは富士見書房さんに「わたしはもう富士見ファンタジア文庫で企画をやるつもりはありません」という話をしました(実際にはその後『愛と哀しみのエスパーマン』という本が出てるんですが、これも文庫に収録しない企画のつもりでした)。ここいらが伝えにくいニュアンスなんですが、絶対に誤解されたくないのは、わたしは別に富士見書房さんに悪感情があるわけでもないし、喧嘩やトラブルがあったわけでもありません。この話については遡ると十年分くらいの話になってしまうし、公表するのは本意ではないので割愛させてください。
難しいですねー。誤解して欲しくはないんですが別に富士見書房さんと喧嘩してるわけじゃないですよ(W杯だぜー!と編集長とメールやりとりするくらいには)。富士見が今せっかく新しい世代で頑張ってるのに邪魔したくないっていうのもあります。
- 新シリーズの版元として選ばれたTOブックス(ティー・オーエンタテインメント)は、かつて角川書店・富士見書房に在籍していた元社員が独立して立ち上げた会社で、著者とは『オーフェン』時代からの旧知の関係にあります。そういった経緯から、現状、新シリーズの仕事を任せられる唯一の出版社と判断されたようです。
TOブックス(ティー・オーエンタテイメント)というのが今回、この企画で組んでいます。
(中略)
簡単に言うとエンターテイメント関連のプロデュースやらなにやらを手がけるオフィスで、角川を退社した本田さんという方が代表を務めています。
(中略)
今回の『オーフェン』についてはいくつかの編集部からコンタクトを受けましたし、もっと突っ込んだ話をした相手もありますが、その中からTOブックスでやる理由というのはわりと単純なことです。草河さんのイラストを取れる編集部がここだけだったからです。こう言うと「え、なんで?」と思われるかもしれませんし、本当に物理的に草河さんの仕事を手伝える編集者がここにしかいないというわけではないんですが。当時の『オーフェン』シリーズの苦労や癖どころも知っているくらい古株の編集者って、実はもう富士見書房にもほとんどいないのですよね。