概要編集
逃亡中のベイジットが出会ったはぐれ闘士の一行。5人のメンバーの内3人がヴァンパイアで、強度もかなり進行している。カーロッタへの忠誠は無く、資本家の搾取に対する純粋な反抗心のみで革命を志し、独立して行動している。
隊長ダンを始め、主だったメンバーが相次いで戦死したためベイジットが隊長職を引き継ぎ、立場や人種に惑わされない本当の意味での革命を志す組織への再編を目指す。その第一歩として新聞社の設立を試みる。あらゆるイデオロギーに左右されず、中立の立場で原大陸の情報を各地に配送し始めた。現在は専門の印刷所を持っておらず、手書きの新聞がメインだが、印刷所をどこに置くかによって原大陸の勢力図が塗り替えられる可能性は少なくない。
フィンランディ商会とは正式に連携しているわけではないと思われるが、元革命闘士のザムとケールを社員として紹介するなど付き合いは深い模様。
備考編集
実はダン達の部隊には資本家や魔術士の排除以外にもうひとつ使命があり、革命闘士内部に少なからずいる裏切り者(資本家達やキエサルヒマ大陸の反魔術士組織に仲間や開拓民を売り渡す連中)を摘発し、粛清している。裏切り者の始末は隊員すべての任務だが、敵か味方か判断が付かない相手の処分は隊長ダンの判断に委ねられる。
「隊」の正式名称は「粛清隊」であり、ダンのもう一つの異名でもある。しかし、隊を引き継いだベイジットが新聞社を設立したため、新しい部隊名を考案中である。