アルバスター事件(アルバスターじけん)は、かつて封印された事件。
容疑者は貴族のマイス・ダウニー。裁判を担当したブランチャ判事は、法廷において、この事件の追及そのものが王立治安構想の否定と言う王権反逆罪に抵触する恐れがあると判断。その時点で審議は打ち切られ、事件は闇に葬られた。
その後、判決を出さないままマイスは処刑され、私刑という非公式な手段を司法が公的に認めた唯一の判例となった。