概要
大陸にその名を知らぬ者はいないと言われる伝説の大盗賊ラクホツカ・ホルンとその一味が、かつてアジトとして使っていた場所。生前に彼が大陸中から略奪し、秘蔵していた財宝の多くが未だそこに眠っているとされ、一説には、秘匿された財宝は都を一つ買い取れるほどの額に及ぶとも言われる。
何故か定期的に「宝の在り処」と称した墓所の古地図が街に出回るため、ラクホツカの隠し財宝を求めて洞窟を訪れる人間が後を絶たない。トトカンタ市民の10人に1人はこの地図を持っているらしい。
ちなみに、実際のラクホツカの墓碑は王都の無名墓地にあるので、正確にはこの呼び名はふさわしくない。というより、そもそも本人はまだ健在である。