概要
キエサルヒマ大陸脱出の鍵とされ、また単純に貴族連盟にとって恐るべき戦力である白魔術士たちを集め、監視するための砦。キエサルヒマ大陸に存在する全ての白魔術士は原則としてこの場所に「幽閉」されている状態にある（アザリーはその数少ない例外）。
王都メベレンストのどこかに所在するとされるが、具体的な位置については王室に関係するごくわずかな人物以外には知らされていない。マクトーン家が代々管理を任されており、正確な場所を知っているのは彼等だけと言える。メベレンストの王城エッセンシュルバイツ城の内部には、外部の人間にとっては《霧の滝》との唯一の接点となる「霊の回廊」が存在する。
《霧の滝》の白魔術士たちは、建前上は貴族連盟の管理下に置かれているが、さりとて従順に従っているというわけでも無いらしく、《霧の滝》という施設を都合の良い居場所として利用しているに過ぎないと考えられている。