ブラックタイガーのパーツ
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ブラックタイガーのパーツとは、マント、マスク、鎌の3つのパーツからなる天人種族の遺産。
概要[編集]
天人種族の「人工的な正義の超人を生み出す実験」として作られた。各パーツにはそれぞれ異なった能力と擬似人格が備わっており、マスターの不在時には安全装置が働き、一人の人間が力を悪用できぬよう、それらが互いに牽制し合うようプログラムされている。3つのうち2つ以上のパーツに認められた人間だけが全ての力を手に入れることができる。
約150年前に先代のマスターが死亡した時点で人格が凍結され、タフレム北方のとある山中の天人種族の遺跡に眠っていた。その後、調査のために遺跡を訪れたハーティアがAパーツを覚醒させ、同時に覚醒したCパーツによる村民の殺戮事件騒動を経て、彼らと契約を果たした。
沈黙魔術が消滅した新シリーズの時代では何の力もないただの変装道具となっており、牛を召喚する力も失われた。
パーツ[編集]
- Aパーツ(マント)
- 完全なる逃亡を行い、他の2つのパーツは決して追いつくことはできない。契約者には空を飛行する能力と炎をまとった牛を召喚する能力が与えられる。
- Bパーツ(マスク)
- 完全なる知覚を有し、他のパーツは近づくことすらできない。契約者は視覚と聴覚が増幅される。
- Cパーツ(鎌)
- 戦闘力を有する。鎌本来の攻撃力に加え、音声魔術程度なら跳ね返すことができる防御力をも併せ持つ。擬似人格は非常に攻撃的な気性である。
マスター[編集]
現在のマスターはハーティア。トトカンタで「夢魔の貴族」(ナイトメア・ブラッド)として活躍している。先代のマスターである魔人ブラックタイガーは150年前に殉死。遺跡があった山中には彼の墓標が立っている。