取り返しなく、我が血に触れる獣を支配する…
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「取り返しなく、我が血に触れる獣を支配する…」は、魔王術の呪文。
呪文全文[編集]
- 「取り返しなく」
- 「我が血に触れる獣を支配する。支配者は収奪を命じ、獣は武器を捨て家畜となれ。我が名、悪夢にだけ囁かれ、生ある時には聞こえず、煩悶の鉄杭だけを残せ」
- 「ああ哀れ、剥ぎ取られた地の四つ足。お前にはなにもない。さしあたっては、慈悲がない」
効果[編集]
危機強度に及んだシマス・ヴァンパイアの肉体を壊死させ、半身を消し去った。効き目が中途半端だったため完全な消去には至らず、強大化したヴァンパイアの力だけを剥ぎ取る結果となった。執行者であるラッツベインは、この術を更に研究すればヴァンパイア症そのものを消去できるようになるのではと提案したが、どこまで実用化可能かは未知数である。