巨人
提供: オーフェンペディア
巨人(きょじん、ユミール)とは、神話における原初の時代、ギヌングガガァプに存在したとされる不死の生物。
概要[編集]
遥か昔、ギヌングガガァプに降り立った神は世界の虚無を満たし、ウロボロスを除く全ての巨人は滅ぼされた。その死骸は新たな世界「蛇の中庭」(ミズガルズ)の大地となり、後に「巨人の大陸」(ヨーツンヘイム)と呼ばれた。
巨人の正体[編集]
上記の神話は間違いではないが、不正確な表現でもある。 上記の神話で「ギヌングガガァプ」と呼ばれているかつての世界は変化というものが存在しない一塊の完全物質であったが、 後に「変化をもたらす法則」が導入されて、現在の(変化のある)世界が生まれた。 上記の神話で語られた「神」とはこの「変化をもたらす法則」そのものに他ならない。 そして「神」によって滅ぼされたとされる「巨人」とはすなわち、「変化をもたらす法則」が導入される以前の「変化をもたない一塊の完全物質」および「変化の無い世界を司っていた法則」そのものである。
巨人の現出[編集]
神々の現出と共に、かつての世界法則であった巨人も現出した。 詳しくは巨人種族を参照