擬態虫
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擬態虫(ぎたいちゅう、フォームワーム)は、天人種族の遺産。《牙の塔》での登録名は食人破壊装置Dタイプ。
概要[編集]
赤光帝31年に発掘された遺産。天人によって純粋な対人兵器として作られた生体兵器で、見た目は石でできた虫。覚醒すると人間を喰らい、それをエネルギーとして喰らった人間そっくりに擬態する。魔術士に擬態した際には音声魔術を行使することも可能になるが、魔術を使う度にエネルギーを消費するため、定期的に人間を襲い、力を補充しなければならない。
発掘後、《牙の塔》で厳重に保管されていたが、ティタンにそそのかされたリコエ・サンドによって無断で《塔》外に持ち出された。しかしその輸送途中、野盗に馬車を襲われたはずみで虫が覚醒してしまい、リコエを喰い殺して彼自身に擬態し、行方をくらました。
その後、《塔》執行部から擬態虫の回収任務を命じられたキリランシェロ(=オーフェン)によって討伐され、元の虫の姿に戻った。
関連項目[編集]
- マクミフォン・フォルン (解読担当者)