緑宝石の鎧
提供: オーフェンペディア
緑宝石の鎧(りょくほうせきのよろい、古語:スネークグリーン)は、天人種族の遺産。
概要[編集]
ライアン・スプーンが常に身に付けている鎧。外見はどう見ても緑色の全身タイツ。鎧から「木」を触手のように無限に生やす能力を持ち、発動できる能力の限界まで木を増殖させれば、街を一つを飲み込むほど巨大な樹海となる。木の形状を巧みに変化させることで魔術文字を描いたり、木造の建造物などに「擬態」することも可能である。
また、使用者が何らかの原因で命を落とすと、自動的に蘇生の魔術が発動し、強制的に使用者を蘇らせる。ただしこの蘇生は不完全な能力であり、肉体を欠損させた状態で蘇生を繰り返すことは、人間にとって著しく重い負担を強いるもので、細胞組織のがん化や記憶の欠落などといった弊害が不可避である。
制作者は200年前に没した最後の天人イスターシバとされ、ライアンは10歳の頃、彼の母親からこの鎧を託された。