黄塵(こうじん)とは、神人種族ヴェルザンディが撒き散らす毒性を持った黄色い砂塵のこと。別名「女神の風」とも呼ばれる。
およそ300年前の女神ヴェルザンディのキエサルヒマ大陸降臨以来、アイルマンカー結界の隙間からは絶え間なく黄塵が吹き込み、大陸北部のキムラック教会管理区(通称、ゲイト・ロック)を汚染していた。キムラック事変後、結界の綻びが聖域の直上へ移動したため、今度は聖域周辺に黄塵が吹き出すことになった。
当初この砂は女神に滅ぼされた巨人の大陸から運ばれて来る「死んだ砂」であると言われていたが、本編の二十年後の原大陸ではヴェルザンディによる攻撃だったと見なされている。