概要
1000年前、常世界法則の解析を行った賢者会議の一人。天人種族の長であり、またドラゴン6種族すべての長でもあった。
300年前、キエサルヒマ大陸への女神自身の来臨によって起こった大戦争の末期、ラグナロク砦において、自分自身の体を犠牲にして女神を結界の外へ押し戻し、一度は女神の侵入を退けた。しかし、その100年後、遺跡の調査に訪れたラモニロックなる人間が、結界の綻びから突き出していた女神の足をこちらへ引っ張っり込んでしまい、再び女神来臨の危機が訪れたが、それでも尚、結界の狭間で女神に首を折られながらも必死に女神の侵入を食い止めた。
その後200年もの間、ラグナロク砦の跡地に建てられたユグドラシル神殿の詩聖の間で、いまだ侵入を諦めようとしない女神に必死の抵抗を敢行していたが、オーフェンとクオ・ヴァディス・パテルの戦いの終幕、精神体となって共に女神を押し返したアザリーに最後の言葉を託し、とうとうその一生を終えた。