ウオーカー=ガンディワンスロウンは、神人種族。
概要
神々の現出後、四番目に認定された神人。原大陸を訪れたオーフェンたちがスウェーデンボリーに次いで遭遇した神人と思われるが、詳細は不明。戦闘が交わされた記録は残っていないことから、人間種族に対して害意を示すことは無かった模様。
名前の「ウオーカー」とは神化によって世界を超越した存在を指し、同じくウオーカーであるスウェーデンボリーと同様、異世界の出身者である可能性がほのめかされている。
他作品との関連
同著者による別作品シリーズである『エンジェル・ハウリング』および『シャンク!!ザ・レイトストーリー』では、似通った名前を持つ複数の人物の存在が語られている。「彼ら」は決まって名前だけが現れ、その実像は最後まで明かされることはなく、また常に世界の外側に存在し、物語の本流には関わってこない等の共通点を持つ。各世界間のリンクについて直接的な言及は避けられているため、彼らが同一の人物であるか否かといった関連性は依然として不明である。
- 賢者ガンザンワロウン
- 出典:『エンジェル・ハウリング』
- 現世から隔絶された異世界「断崖の図書館」に座する大マグス(魔法使い)。物語の裏で暗躍するマグス、アイネスト・マッジオの師。
- 放浪の賢者ガンバンワロウン
- 出典:『エンジェル・ハウリング:氷海口碑』
- 2000年頃に『モツ鍋の悲願』に掲載された『エンジェル・ハウリング』の前時代にあたるウェブ小説『氷海口碑』の登場人物。物語の語り部であり、全知識の解放者を自称する。
- 永遠の賢者ガンバンワロウン
- 出典:『シャンク!!ザ・レイトストーリー / ロードストーリー』
- 魔法を究め、不死秘法に到達したとされる最初のイモータル(不死の魔法使い)。多頁宇宙という異世界の概念を発見し、不死秘法を見出した後、自らを弾劾する「弾劾の図書館」と名付けた次元の狭間に姿を消したという。多頁宇宙における新たな一頁を創ったとも言われる。
- 放浪の導師グァンダンドロウン
- 出典:『エンジェル・ハウリング:グリーンゴースト』
- かつて世界を語り万物の名付け親としてアスカラナン人やメジスカ民に信仰されていた太古の賢者。しかし彼が広めた世界観に異を唱えるアスカラナンの冒険家ティムティ・クランシーの啓蒙活動によって、その地位を失墜させた。