マギー家(マギーけ)は、アーバンラマ市出身の実業家の家系で、ドロシー・マギー・ハウザー、コンスタンス・マギー、ボニー・マギーの実家であり、外大陸開拓計画を主導した一族である。
概要
「アーバンラマの蒸気王」と呼ばれたフレデリック・マギーを祖とする家系。フレデリックはアーバンラマで盟友カーマディ・ハウザーと共同で蒸気機関の製造会社「カーマディ&フレデリック工房」を興し、一代で大富豪となった。
キエサルヒマ内戦時に外大陸開拓計画を主導し、当主となった三姉妹は原大陸の政治・司法・経済に強い影響力を及ぼしているため、周囲から「アーバンラマの三魔女」と揶揄されている。
主な一族
長女家「マギー・ハウザー」
フレデリックの長女ドロシーとカーマディの長男エドガー・ハウザーが結婚し、両氏の死後は夫エドガーとともに会社を引き継いだため本家として君臨する。会社の更なる発展のため精力的に活動し、外大陸開拓計画を推進するに至った。エドガーは後に原大陸の大統領となり、ドロシーは大統領夫人として原大陸の行政と経済の頂点に立つ。
次女家「マギー・フェイズ」
元派遣警察官の次女コンスタンスとカーマディ&フレデリック工房の技師エリオット・フェイズとの結婚によって生まれた分家筋。コンスタンスは外大陸開拓計画の警備主任を務めた後、ラポワント市に派遣警察隊本部を設立し総監となるが、原大陸全土を巻き込む政変の責任を取らされ辞任する。妹ボニーが興した民間開拓企業「キルスタンウッズ開拓団」の後任に据えられ、社長となる。
三女家「マギー」
三女ボニーを当主とする分家筋。40代になっても特定の伴侶がおらず、子供もいない。原大陸初の民間開拓企業「キルスタンウッズ開拓団」を設立、辣腕実業家として名を馳せるが、革命闘士の襲撃を受けて壊滅状態となり、自ら責任をとって辞任する。
系譜
長女家
- 長女 - ドロシー・マギー・ハウザー
- 娘婿 - エドガー・ハウザー
- 孫 - ヴィクトール・マギー・ハウザー
次女家
- 次女 - コンスタンス・マギー・フェイズ
- 娘婿 - エリオット・フェイズ
- 孫 - サイアン・マギー・フェイズ
三女家
- 三女 - ボニー・マギー
フレデリック | 祖母 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ドロシー | エドガー・ハウザー | コンスタンス | エリオット・フェイズ | ボニー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴィクトール | サイアン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||