概要
やり手の女警官で、階級は一等官(後に部長刑事に昇進)。ダイアン・ブンクトとは同期の間柄。次期から部長刑事への昇進と対武装盗賊戦闘課の部隊指揮を任されることが内定しており、派遣警察内では女初の高級官職への任官となる。しかし、男社会である警察組織で女が指揮を執るという前例の無い職務に対してラッセル本人はプレッシャーと懸念を抱き、優秀な女警官を部下として傍に置くことで組織内での地盤を固めようと考え、地方でエリートとしてキャリアを積んでいる(と思い込んでいる)コンスタンス・マギーに目を付け、彼女を引き抜くためにトトカンタに足を伸ばした。
オーフェンにとってラッセルは久方ぶりに出会う常識人で、それまでのトトカンタでの日常とのギャップに戸惑いを隠せず、ひたすら空回りを強いられる始末となった。
人物
- 出身はいわゆる武門の家系で、末端の没落貴族。
- 出世とはいえ、内心では「殺人部隊」とも揶揄されている対武装盗賊戦闘課への配属は乗り気ではなかった。
関連人物
- ダイアン・ブンクト - 同期
- コンスタンス・マギー - 部下候補