猿(さる)は、天人種族によって造られた人工生物。
概要
どす黒い茶色の毛並みを持った猿の姿に似ているが、その手首から先は人間のもので、頭頂部から突き出た円筒形の水槽に脳が浮かんでいるという異様な容貌を成している。「天人の処刑場」と呼ばれるかつての天人の刑務所に配備され、罪人の肉体の一部を(機能を失わないまま)分断し、その内側に重力を逆転させる魔術文字を刻むという刑務官としての役割を担っていた。
シーナ・ショスキーが遺跡の機能を掌握した後は、彼女によってコントロールされ、許可無く施設に侵入しようとする者(侵入意図の有無に関わらず)を無差別に攻撃するようプログラムされていた。
魔術
- 物質分断
- 透過
- 重力逆転