公開試技トーナメント(こうかいしぎトーナメント)は、《牙の塔》の定例行事。
概要編集
年1回行われる《牙の塔》の対外公開日のプログラムのひとつ。各教室から2名ずつ選ばれた代表者たちによる、タッグ形式の模擬戦試合。大会の進行はトーナメント方式で行われ、ルールは魔術の使用禁止。
対外公開日は宮廷魔術士《十三使徒》のスカウトマンも視察に来るため、宮廷入りを目指す魔術士にとっては入宮審問のプレ審査の場とも言える。
チャイルドマン教室の動向編集
コルゴン・コミクロンが代表として出場した際、コリネリア教室のぶっ潰しコンビと呼ばれるサリントン、ブルネイによってコミクロンが腕を折られ、敗退している。
その翌年はキリランシェロ・ハーティアが出場。大会の遅延を画策するキリランシェロ一人によって多数の重傷者を出し、前代未聞の公開試技となった。尚、この日視察に訪れていた十三使徒のスカウトの目にキリランシェロが留まり、後に史上最年少として審問に召喚されることになる。