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ゲイト・ロック

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ゲイト・ロックとは、キエサルヒマ大陸北部に位置するキムラック教会管理区の俗称である。キムラック教徒からは「約束の土地」とも呼ばれる。

概要

大陸北端の街キムラック市を中心として放射状に広がる黄砂地帯。市街の中央部から吹きつける黄砂を含んだ風のため、大地全体が黄塵の下にさらされ、永年乾いた荒野と化している。しかし、土壌そのものは砂漠化しているわけではないので、水は流れ木も育つ。

死の砂

ゲイト・ロックを象徴する黄色い砂の風は「女神の風」とも呼ばれ、200年前からキムラック市ユグドラシル神殿から吹き続け、常にゲイト・ロックの上空を砂塵となって渦巻いている。この砂の上には植物は育たず、また人間にとっても有毒で、長くこの砂にあたり続けることで「黄病」と呼ばれる死の病にかかる恐れがある。

この砂の正体は、1000年前に女神によって滅ぼされたとされる巨人の大陸の死んだ砂で、ユグドラシル神殿の詩聖の間に開いたアイルマンカー結界の穴を通ってきているものだと言われている。

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