魔王 (戯曲)
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『魔王』(まおう)は、カミスンダ劇場で上演される演劇。
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概要[編集]
魔王として伝えられる神、スウェーデンボリーを主人公とした戯曲。
『魔王』と題される戯曲は2種類あり、一つは200年前にカミスンダ劇場で上演され、時の王が招かれた日がその千秋楽となった「表の戯曲」である。魔王賛美の筋立てが観覧した王を激怒させ、即座に関係者全員の処刑と劇場の取り壊しが命じられたという。
もう一つは、カミスンダ劇場が閉鎖されてから200年が経つ現在も、地下にあるもう一つの劇場で魔術士が訪れた時のみ上演される「裏の戯曲」、真の『魔王』である。これは、天人種族(劇場の建造者であるイスターシバ)が、魔術士に世界の真実を伝えるために遺したとされる「遺産」である。
真の戯曲『魔王』[編集]
天人が作った人形によって演じられる。劇中で判明している内容は、スウェーデンボリーと女神の円卓での会話部分のみで、その場面では、両者の関係は中立とも対立しているとも取れるが、あくまでスウェーデンボリーの最終目的は「女神を含めた神々の抹殺」であることが示されている。
会話の中で女神は常世界法則を狂わせたドラゴン種族を滅ぼすためにバジリコック、ヴァンパイア、ドラゴンを使うと宣言し、更には「天使と悪魔(魔王術の事と思われる)」の力を借りたいと乞うがスウェーデンボリーからは自分達の手に余るから無理だと断られている。