バジリコック砦の戦い
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バジリコック砦の戦い(バジリコックとりでのたたかい)は、およそ1000年前にキエサルヒマ大陸で起こったドラゴン種族と魔獣バジリコックの戦争。
概要[編集]
キエサルヒマ大陸に張られたアイルマンカー結界の綻びを発見した女神は、自らが従える僕の一つバジリコックを、そのわずかな隙間から大陸へ派兵した。天人は大陸西部(後にアレンハタムが建造される場所)に対バジリコックの要塞、バジリコック砦を建造し、これを迎え撃った。
バジリコックの持つ毒は強力で、戦いに出た多くの天人が犠牲となった。記録によると、この戦いで天人は種族全体の半数を失い、その中には全ての雄体が含まれていたとされる。このため、天人は生殖の手段を失くし、種の滅びへ拍車がかかった。さらに、戦いの後遺症は天人だけでなく、数百年の後に生まれる天人と人間のハイブリッド、魔術士にも受け継がれてしまうことになる。