マスル水道
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マスル水道(マスルすいどう)は、トトカンタ市内を縦横に走る人工川。
概要[編集]
トトカンタの街は多数の「通り」(ストリート)によって網の目にように区切られており、マスル水道はその通りの一部に沿うような形で流れている。かつては市民の生活用水を供給するための、文字通りの水道として存在していたが、後に市の地下に新たな上下水道が完備されたことでマスル水道はその役割を失い、以後は子供の水遊びや川釣りなど、市民の憩いの場として利用されるようになった。
2年前にマスマテュリアからやってきた地人の兄弟、ボルカンとドーチンが、水道に架かる橋の下を住処としたため、彼らを追う極めて凶暴な借金取りの魔術士によって水道は幾度も横暴な破壊の暴風に曝され、いつしかマスル水道近辺の街道はめっきり人通りが途絶えてしまったという。