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ボルカノ・ボルカン

提供: オーフェンペディア

ボルカンから転送)
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プロフィール
種族 地人種族 (男)
出身地 マスマテュリア
誕生年 赤光帝29年
年齢 18歳 - はぐれ旅
血液型 O型[1]
身長 130cm[1]
体重 70kg[1]
声優 伊倉一恵

ボルカノ・ボルカンは、地人種族。地人兄弟の兄。自称「マスマテュリアの闘犬」、「民族の英雄」など。

概要[編集]

大陸南端の極寒地帯マスマテュリアからやってきた地人。ボロボロになった毛皮のマントを羽織り、中古の長剣(覇王の剣)を携える。

見た目通りの短気かつ粗暴、悪事をしても決して謝罪と反省をしないどころか、一方的な逆恨みをする執念深い性格。

幼い頃からの素行不良が原因で家族に勘当され、弟のドーチンを半ば無理やり連れ出して約2年間大陸を放浪。地人というハンデと性格上の問題からまともな仕事にありつけず、常に浮浪生活を送っていた。

トトカンタに流れ着くと、マスル水道の橋の下にダンボールで家を作り、住み着き始める。路銀が底を突き、当たり屋まがいの行為に及んでいたところ、ちょうど金の貸し手を探していたオーフェンに声をかけられ、両者の腐れ縁が始まった。本人に借金を返済する気は毛頭無いどころか、逆に堂々と居直って踏み倒す気満々な態度を取るため、顔を合わせるたびにオーフェンに魔術で吹き飛ばされていたが、地人種族特有の驚異的な生命力のおかげでどんなに致命傷を負っても一向に死ぬ気配は無かった。一方的にオーフェンをライバル視し、常に報復のチャンスを狙っているが、成就した試しは無い。取り立てを躱すために、どこから仕入れてきているかは不明な怪しい儲け話を度々持ち掛けることがあるが、大抵は失敗に終わっている。そのうちの一つ、マリアベル・エバーラスティンとの結婚詐欺計画が元で、オーフェンがトトカンタを発つ切っ掛けになった(『魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣』)。

トトカンタを発って以降も二人の縁は延々と続き、オーフェンの行く先々で面倒事を起こしては足を引っ張り、その都度酷い目にも遭っている。そのあまりの疫病神ぶりに辟易したオーフェンによって、最終的に借金は帳消しになった。

その後[編集]

オーフェン達第二次開拓団がアーバンラマを出航する際、ドーチンとともに密かに街に潜入してオーフェン達の乗る船を見送った。その後も放浪を続け、マーリー・エバーラスティンと知り合う。彼が地人種族再興運動を始めるとともに運動に参加、住み慣れたトトカンタを拠点に自治領予定地と指導者を探している。

人物[編集]

「○○で○○殺す」が口癖。常に利のある者に取り入る身の軽さと、その場限りのホラ吹きを得意とする。人の名前を全く覚えず(オーフェンだけはちゃんと覚えているが、名前で呼ぶ事は少ない)、ドーチン以外の人間をまともに名前で呼んだことが無い(例外はサルア・ソリュード)。

詳細は「付録:ボルカンの○○殺す集」を参照

技能[編集]

地人特有の頑丈な体で、どんなに強力な魔術を食らって死にそうな目にあっても絶対に死なない。別名、不死身のボルカン。覇王の剣と称する古びた剣を携える。

剣技[編集]

ナッシュウォータで知り合った弟子のライアン・スプーンに伝授した、剣技と称する意味不明な何か。

関連人物[編集]

声優[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c エンサイクロペディア魔術士オーフェン

登場作品[編集]

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