使い魔
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(巫女から転送)
使い魔(つかいま)とは、ディープ・ドラゴン種族が外部と意思疎通を図るために必要な媒介となる人間のこと。巫女(みこ)とも呼ばれる。
概要[編集]
ディープ・ドラゴン種族は、かつて魔術を手にした際に女神によってもたらされた「呪い」の影響で言葉と自我を失なっているため、他者とコミュニケーションを交わすためには他種族の者を「使い魔」として立てる必要がある。使い魔となる人間はディープ・ドラゴンの強力な精神支配によって意識と五感を完全に共有できるほど強固に主と繋がっており、使い魔はディープ・ドラゴンを介することで、限定的ではあるが、暗黒魔術を行使することも可能となる。
使い魔症状[編集]
ディープ・ドラゴンの精神支配を恒常的に受け続けると、ディープ・ドラゴンと使い魔の精神が同化を始め、主従それぞれの自意識が混濁してしまうことがあり、これを「使い魔症状」と呼ぶ。これにより本来は存在しないはずのディープ・ドラゴンの自我を使い魔自身が無意識の内に捏造してしまうこともある。使い魔症が進行すると、やがて使い魔側の人間の精神は異常をきたし、果てには致命的な人格の崩壊に繋がる。