女神の呪い
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女神の呪い(めがみののろい)とは、ドラゴン種族が運命の三女神にかけられた破滅の呪い。
概要[編集]
キエサルヒマ大陸に棲息する「ドラゴン種族」と呼ばれる6つの霊長種族は、1000年前、賢者会議(始祖魔術士)が発明した魔術という強大無比の力を手にしたにも関わらず、そのどれもがかつて巨人の大陸で誇っていた叡智を逸している。その最たる原因が、現出した女神にかけられた種族の呪いである。全てのドラゴン種族に共通する碧色の瞳こそが、この呪いを受けた者の証であるとされている。
呪いが及ぼす影響は種族によって異なり、ディープ・ドラゴンは言葉と自我を失い、フェアリー・ドラゴンは五感を失うことになった。作中に明確な記述は無いが、ミスト・ドラゴンが知性を失ったように大陸を放浪していることや、レッド・ドラゴンが種族としての本来の姿に戻らないこと、ウォー・ドラゴンがマスマテュリアで眠り続けていることなども、呪いによってもたらされた業苦ではないかと推察できる。
ただし、聖域の最奥「アイルマンカー玄室」に篭る始祖魔術士に限っては、それらの呪いの兆候が見られない者もいることから、何らかの理由で始祖魔術士だけは呪いを防ぐことができているのかもしれない。
キムラック教会教主ラモニロック(人間種族の始祖魔術士を自称している)は、ウィールド・ドラゴンの血を引いている人間種族の魔術士もいずれは呪いが覚醒し、やがては人間種族全体がドラゴン種族と同様に滅びの道を辿る可能性があることを示唆していた。
備考[編集]
ウィールド・ドラゴンが生殖能力を失った理由は、魔獣バジリコックとの戦いにおいて雄体が全滅してしまったためと説明されている。