施条銃
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施条銃(せじょうじゅう)は、超長距離からの狙撃を目的とした銃。ライフル。
概要[編集]
1メートル近い銃身と照準器を持つ大型の銃。銃身内で加速される弾丸にライフリングによって螺旋旋回運動を与え、ジャイロ効果で弾軸の安定を図り直進性を高めている。その精度と威力はそれまでの銃(拳銃)の概念を覆し、命中すれば人間の体程度なら一瞬で粉々になるほどである。
コルゴンが《牙の塔》から持ち出したライフリングの技術を応用し、最接近領領主アルマゲスト・ベティスリーサの主導によって開発・製造された。アルマゲスト曰く、「人の手で魔術を超えた兵器」である。
射程距離は100~数百メートル。専用のライフル弾は製造コストが非常に高くなり、品質を維持するために100発程度しか作られていなかった。
長射程から確実に標的に狙いを定めるためには極度の集中を必要とし、通常、狙撃者は薬物を使用することでようやく安定するという。