魔方陣の敷布
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魔方陣の敷布(まほうじんのしきぬの)は、フェアリー・ドラゴン種族が作った精霊魔術の契約書。
概要[編集]
キースがマジクから譲り受け、サンダーストロンガー姫の降霊に使おうとした布。実は精霊魔術の媒体である「契約」を交わすための道具で、大きな布地の表面にはフェアリー・ドラゴン種族の言語によって紡がれた魔方陣が描かれており、精霊魔術を知らない者にはただの模様が刺繍された敷き布にしか見えない。
契約の内容は、「その家にとって害となる者を排除する」というもの。契約(魔術)の発動と同時に家の中にある家具や日用品に宿る精霊を生み出し、家主以外の招かざる客を家の外へ追い払った後、出入り口に結界を張る。契約期間は約12時間で、その間はいかなる手段を以ってしても魔術を破る術は無い。
元々はエバーラスティン家の倉庫に保管してあったもので、エキントラ・エバーラスティンが生前に知人(=チャイルドマン?)から預かったものである。クリーオウが学校の裁縫の授業に使う布として持ち出したが、布地が針もはさみも通さなかったため、腹立ち紛れにマジクに押し付け、それがキースの手に渡った。