第二次西部破局(だいにじせいぶはきょく)とは、天人種族と人間種族の決別が決定的となった歴史上の節目。
魔術士狩りの時代の末期、王都アレンハタムは崩壊し、残った天人は皆聖域へと隠遁した。残された人間種族はアレンハタムを去り、ある者たちは東部へ渡って第二の王都メベレンストを築き、またある者たちはアレンハタムを南下しトトカンタを築いた。
これにより人間種族は天人の庇護から完全に脱し、大陸を支配する種族としての自立の道を歩むことになる。