概要編集
《牙の塔》のウオール・カーレン教師に私的に雇われている魔術士で、ウオール教室の生徒ではない。名前は偽名で、本名は昔拷問を受けたときに忘れてしまった。7年前にトトカンタの魔術士教室を素行不良で追い出されたところをウオールに拾われ、その後フォルテ・パッキンガムの秘書として彼の懐に潜り込むよう命令を受ける。
『世界書』を巡る抗争でクリーオウに襲いかかるが、クリーオウを護るレキの暗黒魔術で右手を吹き飛ばされ、さらにクリーオウに石詰めの靴下で頭を殴られ昏倒。そのショックで偽名も忘れる羽目になる。
右手のリングフィンガーには「天地開闢以来最大の悪趣味」かもしれない安っぽい髑髏の指輪をはめていた。