サミイ
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プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (男) |
人種 | クリーチャー |
概要[編集]
他の生物の肺に入り込み、体内からその生物を操ることができる気体生物。素体となった人間はかつてフォノゴロスの助手を勤めていた青年で、本来の献体であったヒリエッタの身代わりとなってクリーチャーに改造された。改造後は人間であった頃の記憶と人格の一切を失っており、唯一残ったフォノゴロスに対する怨念だけが暴走した亡霊のような存在と化している。知能が極めて低く、フォノゴロスと他の魔術士を識別できないため、魔術士と見ると無差別に襲い掛かるようになった。
サミイは理性を無くす直前、「自分を殺して欲しい」という遺言を残しており、ヒリエッタはその願いを聞き届けるため、殺し屋として強力な魔術士を探し求めていた。最後は、サミイの正体が酸素であることを突き止めたオーフェンがフォノゴロスの館に火を放ち、館もろとも消滅した。
備考[編集]
約20年後にリベレーターによって製造されたリアン・アラートを始めとするガス人間たちは、サミイの後継型かつ発展型と言える。