ヒリエッタ
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プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (女) |
出身地 | レインダスト |
誕生年 | 赤光帝23年 |
年齢 | 24歳 - はぐれ旅 |
ヒリエッタは、職業暗殺者。通称「愚犬」。
概要[編集]
妖艶な雰囲気を漂わせる黒髪の美女。気まぐれな性格の持ち主で、依頼された仕事を断ることは決して無いが、依頼主の命令にはその時の気分で背くこともしばしば。ただし標的が魔術士の時に限っては確実に任務を遂行するため、「魔術士専門の殺し屋」として名を馳せている。
トトカンタの金融業を牛耳る元締めザナドュ・オストワルドの依頼を受けてオーフェンの首を狙うも、オーフェンの魔術士としての腕を確かめたヒリエッタはオストワルドの依頼をあっさり放棄し、彼女の「真の依頼主」にオーフェンを引き合わせるため、彼をキンクホールへと呼び出す。
来歴[編集]
レインダスト出身。15歳の時に退屈を理由に家を飛び出し、キンクホールで行き倒れていたところを村に住む青年サミイに拾われ、恋に落ちる。それから1年ほどの間、サミイの師である狂魔術士キエフ・フォノゴロスの屋敷で彼と共に暮らすことになる。
フォノゴロスは生きた人間を材料とした戦闘生物(クリーチャー)の開発という狂気の実験を行っており、ヒリエッタはその実験の素材として目をつけられた。しかし、間一髪の所でサミイが身を呈してヒリエッタを救い、彼女の身代わりとなる形でクリーチャーへと改造されてしまう。ヒリエッタは、サミイが人の理性を失う寸前に遺した「自分を殺してほしい」という願いを果たすために、殺し屋となってサミイを殺すことのできる力を持った手だれの魔術士を探し求めていた。
備考[編集]
ヒリエッタが身に纏う黒革のボディスーツには、フォノゴロスのクリーチャー研究の過程において副産物的に造り出された素材が使われており、あらゆる物理的衝撃や魔術を無効化してしまうという優れた防護服である。 ただし本人曰く、若年の頃の体形に合わせて誂えられているため、きついとのこと。