人化
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人化(じんか)とは、人間種族が「人」(ヒト)へと至る究極の変化。霊長化ともいう。
概要[編集]
人間の巨人化の果てにあるという変化の極致。世界から質量を集めることで肉体を強大化する現象が巨人化であるが、その集められる質量には限界が存在しない。巨人化が際限なく進行を続けると、肉体はやがて分解不可能な完全物質に至り、最後には世界の全要素を引き付けるブラックホール状態と化し、世界を飲み込んで原初の状態へと還してしまうという。
スウェーデンポリーの言によれば、「人」「完全物質」は神でも制御できない天使と悪魔を制御できる存在であり、神をも殺しうる存在、真に完全で全知全能の存在とされる。
人化が「変化の全可能性を停止した完全物質状態と化すこと」「質量を無限に増大させること」であるのに対し、 神化は「全物質の存在しない純粋可能性のみの状態と化すこと」「質量をゼロを通り越してマイナスにすること」であり、 神化と人化はちょうど対極の現象と言える。