リコエ・サンドは、キエサルヒマ大陸の黒魔術士。
ジニー・サンドの父。《牙の塔》専属の運搬係として30年以上勤めるベテラン。同僚の魔術士ティタンにそそのかされ、《塔》秘蔵の天人種族の遺産「擬態虫」の横領計画に加担するが、擬態虫を馬車で運ぶ道中に盗賊に襲われ、そのはずみで覚醒してしまった擬態虫のエサとなって命を落とした。
実直な性格の持ち主であり、本来はこのような買収に応じる人間ではなかったが、指定された荷物の送り先が家出後に行方不明となっていた娘ジニーであると偽られ、娘に会いたいという親心から、それを信じて協力を承諾してしまった。
全て擬態虫が使ったもの