クオ・ヴァディス・パテル
提供: オーフェンペディア
プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (男) |
信仰 | キムラック教 |
出身地 | キムラック市 |
誕生年 | 赤光帝7年 |
年齢 | 40歳† - はぐれ旅 |
血液型 | O型[1] |
身長 | 190cmまたは189cm[1] |
体重 | 約80kgまたは102kg[1] |
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クオ・ヴァディス・パテルは、キムラック教会の死の教師の一人。
概要
キムラック教会の非公式暗殺部隊「死の教師」を束ねるキムラック最強の暗殺者。がっしりとした体格にかなりの長身の男。戦闘者としてだけでなく天人種族の遺産の解析者としても非凡な才覚を示し、星の紋章の剣(ムールドアウル)と緋魔王(イフリート)を意のままに使いこなす。オーフェンの前に立ち塞がった第一部「西部編」最後の敵。
名前の「クオ・ヴァディス・パテル」は、「我が神(信仰)はいずこ」を意味する。
経歴
10年前、ユグドラシル神殿に侵入したチャイルドマン・パウダーフィールドを、同僚のオレイル・サリドンと共に撃退し、最終拝謁を防ぐことに成功。この功績が評価され、教主ラモニロックより死の教師の首長に任ぜられた[1]。
はぐれ旅
ユグドラシル神殿に侵入したオーフェンたちを圧倒的な力でねじ伏せるも、最後は力を取り戻したオーフェンとアザリーの連携に追い詰められる。満身創痍の体で自らの敗北を悟り、既にラモニロックへの忠誠も失っていたクオは暴走し、運命の女神の降臨によって世界を終焉させんと目論み、女神を食い止めていたオーリオウルに刃を向けるという凶行に走る。しかし、月の紋章の剣の力で精神体となったアザリーがオーリオウルに加勢し、再び女神はアイルマンカー結界の外へと押し戻された。クオは「結界の穴は必ず再び開く」と予言し、絶命した。
人物
表向きの肩書きは教師長。年齢は原作では39歳から40歳、『エンサイクロペディア魔術士オーフェン』のプロフィールでは42歳と記されている。
死の教師のネイム・オンリー(ラニオット)は実の息子で、カーロッタ、メッチェンと共にクオに戦術の指南を受けている。
キムラック教の教義に実直に従っており、死の教師の中で教義への純粋な信仰心を唯一残していたと言える人物。しかし、教主ラモニロックの正体が人形と知るや、忠誠を捨ててラモニロックに斬りかかっている。
10年前のチャイルドマンとの対峙が深いトラウマとして刻み込まれていた。オーフェンがチャイルドマンの後継者であることを知ると、オーフェンを倒すことでかつて受けた恐怖を払拭できると歓喜した。
技能
天人種族の遺産である星の紋章の剣と緋魔王を携え、その2つの強力な沈黙魔術を同時に制御するという恐るべき精神力の持ち主である。
肩の筋肉が異様に盛り上がっており、メッチェンによれば平気な顔でバットをへし折ったことがあるという。
武器は2つの遺産とガラスの剣に加え、本来は王室令で禁じられている拳銃を携帯している。
脚注
- ^ 記録にはこのように残っているが、実際にはクオはチャイルドマンの眼力の前に竦み上がり、動くことすらできなかったという
関連人物
- ネイム・オンリー - 息子、弟子、同僚
- カーロッタ・マウセン - 弟子、同僚
- メッチェン・アミック - 弟子、同僚