ハガー村の全滅戦
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ハガー村の全滅戦(ハガーむらのぜんめつせん)とは、原大陸において、戦術騎士団と革命闘士との間で起きた戦争。
概要[編集]
新シリーズよりおよそ7年前、革命闘士組織の大きな拠点のひとつであったハガー村はエルド・ハガーを村長に据え、カーロッタ・マウセン一派に次ぐ勢力を誇っていた。これらを騎士団、カーロッタ派の双方から危険視され、市議会黙認の元、エド・サンクタム率いる精鋭部隊による徹底した殲滅戦が行われた。
当時の状況[編集]
戦いは開拓史においても大規模なものであり、戦闘員として動員されたヴァンパイアは勿論の事、非戦闘員である女子供も容赦なく殺された。カーロッタからも危険視されたため、戦闘開始時点で既に孤立無援となっており、近隣からの加勢は得られなかった模様。大将であるエルド・ハガーはそんな圧倒的不利な状況下でも最期まで戦い抜き、村の大部分ごと消去されたと推測される。当然、騎士団側も無傷で済まず、多数の魔術戦士が殉職する事になった。
戦後処理[編集]
戦闘終結後、残った家屋で心神喪失していたマキが発見された。当時3歳だった彼の処遇を巡って議論は紛糾し、隊長エドが養子として引き取る際も隊員のほぼ全員が反対し、司令官オーフェンすらも難色を示した。
エドの判断が正しかったかどうかはさておき、マキは理解ある保護者と親しい友人に恵まれ、健やかに成長した。