「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣」の版間の差分
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魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣 | |
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富士見ファンタジア文庫40-2 | |
著者 | 秋田禎信 |
イラスト | 草河遊也 |
発売日 | 1994年5月12日 |
発行日 | 1994年5月25日 |
価格 | 560円+税 |
頁数 | 262ページ |
ISBN | 4-8291-2564-0 |
発行 | 富士見書房 |
『魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣』(まじゅつしオーフェンはぐれたび わがよびごえにこたえよけもの)は、1994年5月12日に発売された富士見ファンタジア文庫『魔術士オーフェンはぐれ旅』シリーズ第1巻。『魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1』(TOブックス単行本、2011年9月24日発売)に再収録。
目次
- プロローグ
- 第一章 商売の日に
- 第二章 追憶の呼び声
- 第三章 海老男の逆襲
- 第四章 バルトアンデルス
- 第五章 〝狩り〟の夜
- 第六章 天魔の魔女
- エピローグ
- あとがき
あらすじ
商業都市トトカンタの裏町でモグリの金貸しを営む青年オーフェンは、大陸黒魔術の最高峰《牙の塔》を出身とする凄腕の黒魔術士である。ある日、オーフェンは儲け話を持ちかけてきた地人のボルカノ・ボルカン、ドーチン兄弟と共に、でっち上げの商人を装ってトトカンタ有数の資産家「エバーラスティン家」に接近する。ボルカンが企てた穴だらけの結婚詐欺計画は、ターゲットの妹であるクリーオウ・エバーラスティンにあっけなく看破されるが、突如巨大な「怪物」が屋敷に飛来し、事態は急転する。辺りが喧騒に包まれる中、オーフェンはただ一人、怪物に「アザリー」と呼びかける。その怪物こそが、オーフェンが5年間大陸を放浪しながら探し続けていた姉アザリーの変わり果てた姿だった。
主な登場人物
- オーフェン
- ボルカノ・ボルカン
- ドーチン
- バグアップ
- マジク・リン
- クリーオウ・エバーラスティン
- マリアベル・エバーラスティン
- ティシティニー・エバーラスティン
- ハーティア(=ブラックタイガー)
- アザリー
- チャイルドマン・パウダーフィールド
キーワード
備考
- あとがきヒロインはマリアベル・エバーラスティン。
- この巻の執筆当初はまだシリーズ化の構想は無く、単巻で完結する物語として作られた。その後、編集部に第2巻(『我が命にしたがえ機械』)の執筆を促されたため、『獣』における設定の大部分を白紙に戻した上で世界観が再構築された。そのため、今巻と後に続くシリーズでは、設定上いくつか食い違う部分が存在する。
宣伝文
「てめえいいかげんフザケタことばっか言ってっと、ローラーでひき殺すぞ!」俺は心地よい眠りから、罵声でたたき起こされた。俺の名はオーフェン。本業は魔術士だが、副業でモグリの金貸しなんぞやっている。罵声の主はボルカンという地人のガキだ。俺から金を借りているくせに、ちっとも返そうとはしやがらない。このガキがどうやら、金儲けの話を見つけてきたらしい。あまり、アテにはできないが、とりあえず奴に言われたとおり盛装して、とある金持ちの屋敷にやって来たのだが…そこで、俺はあいつに出会ったのだ――。期待の新鋭が描く、コミカルでシリアスなハイブリッド・ファンタジー。
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