聖域の結界(せいいきのけっかい)は、精霊魔術。
概要
およそ200年前、イスターシバの盟約に従い、フェアリー・ドラゴン種族によって聖域を囲むようにして張られた不可視の結界。設定された条件に適わない者は、人間種族・ドラゴン種族を問わず決して通ることができず、一歩でも足を踏み入れれば、竜巻のような「風」が発生し、侵入者を数十メートル後方へ吹き飛ばす。ただし、契約の内容に侵入者を「攻撃」する意図は含まれていないので、風に飛ばされることによる怪我は一切負わない。
条件
結界を通ることができるのは、以下の条件のいずれかを満たす者である。
- 既に聖域にいたことがある者
- 結界に防がれない者に導かれた者
- 死を覚悟し、本心から聖域に行こうとしている者
ただし、かつて聖域にいた者でも、自らの意思で聖域から離反した者(例. レキ)は条件1から外され、結界を通れなくなる。また、条件3は契約者が想定していなかったイレギュラーな条件で、チャイルドマンはこれを欠陥として捉えていた。