エキントラ・エバーラスティン
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プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (男) |
エキントラ・エバーラスティンは、トトカンタの実業家。商家「エバーラスティン家」の前当主。故人。
概要
マリアベル、クリーオウの父。妻ティシティニーとはエバーラスティン家に婿入りする形で結婚した。趣味は稼業を兼ねた骨董品収集で、屋敷の地下倉庫には大陸各地から集めた貴重なアイテム類が所狭しと保管されている。その中には精霊魔術が施された契約書まであった。
かつて暗殺者時代のチャイルドマン・パウダーフィールドと交流を持ったことがあり、その後チャイルドマンが《牙の塔》の教師となってからも親交は続いていたようで、5年前に起こったアザリーの失踪事件の際は、原因となった月の紋章の剣をチャイルドマンから秘密裏に預かっていた。
エバーラスティン家の一族の男性は代々短命で、婿入りしたエキントラもその例にもれず、クリーオウが15歳の時(2年前)に病没した。
格言
生前、多くの格言を残した。
お互いを正しく理解しようとするもの同士は、しばしば正面衝突するものだ。
楽しい人生というのは、つまるところ楽しいやっかいごとの事だ。
人の咎を証明するのは一生かかる。証明した瞬間、その相手に殺されることもしばしばあるが。
――― 死亡三週間前
唯一、有意義な死があるとしたら、それは遺言だけだ。
――― 死の宣告を受けた時
老人は若者の失敗を許してくれない。それは嫉妬というのだ。
――― 死亡二時間前
語るのをやめた時、誰もが死ぬのだ。
――― 死去直前
心配なんてものは未来の笑い話の種に過ぎない
自分をだませるならば、他人をだませないはずがない
なにかを隠すとなると、誰でも自分の部屋に隠そうとするものだ。
生きるための信念とは自分のしたいようにすることである。しかしそのために人を傷つけてもいいというのはただの屁理屈だ。
蠍は常にどちらかに棘を向ているのだから、どこへ向いているのかを気にするのは蠍自身だけだ。