ボンダイン・ベレルリ
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プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (男) |
人種 | ヴァンパイア |
出身地 | キムラック市 |
声優 | 松岡大介 |
ボンダイン・ベレルリは、原大陸の政治家、カーロッタ派革命闘士、ヴァンパイア。またの名をダジート。
概要[編集]
原大陸の開拓村レインフォールのリーダーで、ラポワント市議会の議員。実質的な村長だが、正式にその地位に就かないことで自らもあくまで一村民であるという立場をアピールし、村民からの厚い支持を得ている。
一方で、革命闘士団体の一派を率いる闘士ダジートという裏の顔も持つ。カーロッタ派から送り込まれた議会工作員の一人として、戦術騎士団の予算を削る方向に議会の流れを誘導したり、魔術士の立場を悪化させる状況を作ることで、騎士団の活動を妨害していた。かねてからエド・サンクタムにマークされていたが、肩書きと立ち回りの良さから追求を免れていた。
組織内での自身のアドバンテージを確保すべく、シマス・ヴァンパイア救出のためにベイジットを始めとする手駒を騎士団基地に送り込み、いち早くリベレーターに取り入る。協力の見返りとして村人をクリーチャーの献体として差し出せというリベレーターの要求を渋々ながら承諾するが、訪問してきた粛清隊のダンにそれを知られ、反動分子と見なされる。その後、マヨールとイシリーンに村人を解放され、追い詰められたボンダインはレッタを人質に取って逃走を図ろうとするが、暴発した銃が誤ってレッタの頭部を貫通させてしまう。
その後の消息は不明だが、マヨールが目覚めた後の状況を見ると、ダンに止めを刺されたと思われる。
人物[編集]
極めて利己的で打算的な性格。村民の前では柔和で謙虚な政治家を演じるが、少しでも自分に都合が悪くなると即座に誰かの責任にしようとする矮小な人間性が露呈する。その悪癖は側近のケイロン・ジェスでさえも辟易させる程だった。
カーロッタ派の幹部でありながら頭領カーロッタ・マウセンに対する忠誠は欠片もなく、人前で堂々と呼び捨てにしている。リベレーターと手を組んだのも、隙あらばカーロッタを押しのけて自分がトップに立つという野心のためと思われる。
技能[編集]
ヴァンパイア化した右手は赤い鱗に覆われ、長大化した鉤爪からは神経系の毒が分泌される。また腕から先を切り離すことが可能で、分離した後も自らの意思によって自在に操ることができる。
狙撃拳銃の訓練も受けており、ベイジットよりも扱いに長けている。
声優[編集]
- 松岡大介
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場 (2013年)