プロフィール | |
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種族 | 人間種族 (男) |
人種 | 黒魔術士 |
出身地 | タフレム市 |
年齢 | 40代頃 - 新シリーズ |
声優 | 最上嗣生 |
クレイリー・ベルムは、原大陸の黒魔術士、魔術戦士。戦術騎士団の騎士教官、スウェーデンボリー魔術学校の教師、副校長を経て校長。
概要
スウェーデンボリー魔術学校における親校長派の筆頭教師で、戦術騎士団の隊員も兼任する。騎士団内でのコードネームは「マンイーター」。
タフレム市出身。若い頃は《牙の塔》で学び、フォルテやレティシャ・アザリー姉妹とも多少の面識があった。年齢は不明だが、マヨール曰く「見た目ではオーフェンとそれほど変わらない」程度。
上司であるオーフェンに対して露骨に媚を売るため、周囲からは「おべっか屋」などと揶揄され、本人もそれを否定しない。周囲には自分がオーフェンの右腕であることをこれ見よがしにアピールし、いずれ校長の職を引き継ぐのは自分しかいないと豪語する。
原大陸時代
副校長職の設置とその自薦を事務に請求していたが、オーフェンから直々に却下され、その代わりとして後に騎士団の教官に推薦された。しかし3年後には念願の副校長の椅子を獲得した模様。
新シリーズ
捕虜の尋問中、復活したシマス・ヴァンパイアによる魔王術記録碑破壊に巻き込まれ、重傷を負う。幸いにも一命を取り留めたものの、右腕を失い、両足には重い後遺症が残ったため、以後は車椅子での生活を余儀なくされた。基本的に魔王術による肉体の再生は禁じられているが、これほどの重症でもなお、それを順守できているのは本人の自制心によるところが大きい。
オーフェンが議会に拘束された事に伴い、後任として校長に就任。騎士団の指揮とリベレーターへの対策、ローグタウンから避難してきた生徒の家族の受け入れのために奔走する。役職と負傷の関係から内勤が多いが、単独での戦闘もこなす。
人物
典型的な自慢屋であり、気合いの入った腰巾着。高給取りであることを鼻にかけるだけでなく、立場を利用した汚職にも手を染め、私服を肥やしている。オーフェン曰く「それに見合うだけの仕事はしている」ため、あえて見逃されているという。ただし、その汚職癖から内部的な役割に専念させられており、対外的な役割はほとんど持たされていない。
同僚のマジクやラッツベイン、エッジからその汚職癖を毛嫌いされているが、一方でマジクから有事の際の有能さを信頼されてもいる。マジク曰く「こんな時に役に立たない奴ならとっくに殺している」との事。反面、エッジからは「自分の領分を守るだけの根っからの軟弱野郎」と酷評されている。
いざ念願の校長に就任すると、今度は逆に気を使わなくてはならない相手が増え、周囲にお世辞を使うようになった。
マジクとエド・サンクタムとはそりが合わないが、騎士団のトップである二人に面と向かって意見を述べあえる数少ない一人でもある。
技能
性格から受ける俗物的な印象とは裏腹に、魔術戦士としての肩書きに偽りは無く、有事の際の判断力も一流と言える。魔王術の使い手の一人でもあり、神人対抗措置執行判定の投票権を持つ。
また意志力も相当なものがあり、右耳から片目にかけた裂傷、右腕喪失、両足の後遺症が残るほどの重度の骨折を受けてもなお、再生をせず、オーフェンにごまをする意志力を見せた。
汚職に手を染めていた分、議会にも顔が利き、スウェーデンボリー魔術学校がオーフェン拘束直後に議会に乗っ取られなかったのも彼の手腕による。
黒魔術
関連人物
- オーフェン・フィンランディ - 上司
- エド・サンクタム - 同僚
- マジク・リン - 同僚
- エリック・マイヤ - 部下(殉職)
- ラッツベイン・フィンランディ - 部下
- エッジ・フィンランディ - 部下
- ラチェット・フィンランディ - 学校の生徒
声優
- 最上嗣生
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で (2012年)
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦 (2013年)
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場 (2013年)
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防 (2014年)
- ドラマCD : 魔術士オーフェン しゃべる無謀編4 (2013年)