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キース・ロイヤル

提供: オーフェンペディア

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プロフィール
種族 人間種族? (男)
人種
出身地 モグモゲラ村
誕生年 赤光帝25年?
年齢 22歳? - 無謀編
血液型 O型?[1]
身長 174cm?[1]
体重 58kg?[1]
声優 緑川光 / 竹若拓磨

キース・ロイヤルは、アーバンラマの商家「マギー家」に仕える変態執事。自称、執事養成学校《岬の楼閣》出身。

概要[編集]

正確にはマギー家の執事「見習い」。ゆるいオールバックの銀髪にタキシード姿。いくつもの経歴と仮の姿を持ち、言動が全く首尾一貫しない、永遠の謎に包まれた男。

現在の主人であるマギー家の三女ボニー・マギーに連れ添ってトトカンタにやって来た。ボニーは長年にわたる男女関係のもつれから姉コンスタンス(通称コギー)に強い憎しみを抱いており、どうにかしてコギーに一泡吹かせようと企んでいた。その主の命令を受けたキースは、コギーのボディーガードである(と勘違いしていた)オーフェンに近づき、あの手この手でオーフェンを亡き者にせんと付きまとう。

が、その後の一悶着の末に当初の目的はうやむやとなり、気がつくとボニー共々トトカンタの住人となって、オーフェンの周囲にひたすら迷惑な騒動を振りまき続ける厄災のような存在と化していた。

その後[編集]

コギーらと共にアーバンラマに帰った後、『キエサルヒマの終端』ではなぜか失われたはずの外洋航海術を会得していたことが発覚し、藁にもすがりたい状況にあったオーフェンは渋々キースを開拓船「スクルド号」の船長に抜擢した。

新シリーズ[編集]

原大陸開拓初期、航海中に遭遇した神人種族メイソンフォーリーンとの交戦の末、行方不明となる。

後に神人の一人ではないかという説がささやかれ、ラッツベインが幼い頃の宿題で父・オーフェンにその真偽を問い質したところ「そんなこと考えるな。アホらしい」とコメントしたという。

失踪後は「キャプテン・キース」としての偶像化が進んでおり、後にラポワント市に銅像が建てられたが、なぜか異様に赤いのが特徴。豪放磊落にして清廉潔白な人物として知られ、手に入れた莫大な報酬をスクルド号の購入に当て、私財を一切残さなかったと伝えられている。
だが積荷目録にない荷物を荷揚げしたとの噂もあり、原大陸では「キャプテンキースの隠し財宝」は一種の都市伝説として知られている。 後にラチェットがコンスタンスの家の物置からカーロッタ村に財宝を埋めた旨を記した財宝の地図を発見するが、真偽は不明。

過去にマギー家に執事として使えていたことなどは一種の都市伝説的な神話になっている。開拓時代面識があったエド・サンクタムはラチェット達には実態を伏せた上で「いたって普通の船乗り」と評していた。

人物[編集]

作中で最も謎の多いキャラクターであり、言動、思想、経歴、その他、全てが不可解なトリックスター。行動に一縷の一貫性も持たず、毎回唐突に現れては意味不明な騒動を巻き起こし、適当な弁を並べてオーフェンたちを煙に巻いて去っていく。執事然としたうやうやしい態度とは裏腹に徹底した利己主義者で、表向きは主人であるマギー家への忠誠を誓っているように見せかけている(時にはその素振りすら見せないこともある)が、実際には全くの二の次である。

マギー家に仕えるようになった経緯は謎に包まれており、少なくともコンスタンスが警察学校に入学して訓練を受けていた間に執事として採用されたらしい。

「実はヴァンパイアなのでは?」と疑問に思えるほど人外レベルの異様な身体能力と不死身の肉体を持ち、さらに黒魔術まで扱える。しまいには物理法則まで無視しだす始末で、ある意味『オーフェン』の世界において真に無敵と呼べる存在。不条理の塊、無秩序の権化。『無謀編』そのものを体現しているとも言える。

マギー家長女ドロシー・マギーの夫であるエドガー・ハウザーとは、嘘同盟なる変態的な関係を築き、一見通じているようで全く通じていない会話を繰り広げる。

来歴[編集]

どこまで本当かはわからないが(全てが嘘あるいは全てが真実である可能性もある)、無駄に多くの経歴を自称している。以下、キース自身が述べた、または関係者に述べられたキースの過去を列挙(作者によるとキースの嘘くさい来歴はすべて本当らしい)。

  • 執事養成学校《岬の楼閣》出身
  • 2年前よりマギー家に仕えている
  • 出生地はモグモゲラ村。村長は彼の父親改め母親
  • 祖父は芸術家
  • 叔父の家業は糊の製造
  • 幼少時、大鷲にさらわれた
  • 子供の頃、両親に暗殺教団「黒のサバトリム」に売られた
  • 14歳の頃、馬賊にさらわれた
  • ジャングル戦の虎」と呼ばれていた
  • 劇場の舞台で役者をしていた
  • 農薬を密造していた
  • ある夏、呪われた干し首なる商品の行商をしていた
  • スパイ組織に属し、「火の尾の銀狐」ヴァイスと呼ばれていた
  • 婚約者(人間以外も含む)が少なくとも28人いる
  • モヒカンの野盗をしていた
  • トトカンタ市警察が主催する春の運動会の大会大道具委員を務めた

技能[編集]

黒魔術を含め、極めて多彩かつ豊富、時には人知も物理法則も超越する数多くの特殊技能を持つ。オーフェン曰く「自分がちょっとでも面白いと感じれば、あらゆる常識を無視してでもそれを実現させてしまう」。

黒魔術[編集]

忍術[編集]

備考[編集]

関連人物[編集]

婚約者[編集]

キースと婚約を交わしたとされる女(?)たち

関連項目[編集]

声優[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c エンサイクロペディア魔術士オーフェン

登場作品[編集]

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