「魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で」の版間の差分
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魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で | |
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TOブックス単行本 | |
著者 | 秋田禎信 |
イラスト | 草河遊也[1] |
発売日 | 2011年10月25日 |
発行日 | 2011年10月31日 |
価格 | 1500円+税 |
頁数 | 293ページ / B6判 |
ISBN | 978-4-904376-70-6 |
発行 | TOブックス |
『魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で』(まじゅつしオーフェンはぐれたび やくそくのちで)は、2011年10月25日に発売されたTOブックス単行本『魔術士オーフェンはぐれ旅』新シリーズ第2巻。
収録作品
『秋田禎信BOX』初出の『約束の地で』および『魔王の娘の師匠』を再収録。描き下ろしカバーイラストと口絵、挿絵が追加されたほか、あとがきの差し替えと一部加筆修正が行われている。
目次
初出
- 秋田禎信BOX (TOブックス / 2009年12月22日)
- 同上
あらすじ
キエサルヒマ大陸を発ったアーバンラマの開拓団は、人類史上初の新大陸発見という偉業を成し遂げ、新大陸開拓時代の幕が開かれた。初期には様々な苦難に見舞われた開拓計画も、十数年の時を経てようやく安定を見せ始め、新大陸とキエサルヒマの間には国交もできつつあった。
かつて「魔王」と呼ばれキエサルヒマを追われた大罪人オーフェン・フィンランディが、訣別以来初めて古巣タフレムへの帰郷を果たした。現在は新大陸で魔術学校の校長を務めるオーフェンは、新大陸の魔術士を代表して《牙の塔》の学生たちに講演を行った。ところが、その演説は《塔》の古い体制に対する罵倒と挑発で、革命を促す煽動とも取れる過激なものだった。一部の若い魔術士たちは魔王の教唆に熱狂したが、後に講演録を読んだイザベラ教室の生徒マヨール・マクレディは、《塔》を見下した魔王の振る舞いに憤慨した。一方で、マヨールの父でありオーフェンの同窓でもあるフォルテ・パッキンガムは、オーフェンが去り際に残していった言葉の真意を嗅ぎ取っていた。
それから3年の月日が流れ、父の勧めを受けたマヨールは、妹のベイジット、《塔》の老教師プルートーらと共に、新大陸に隠された「何か」をその目で確かめるため、キエサルヒマを発つのだった。
主な登場人物
- ケシオン(=スウェーデンボリー)
- クレイリー・ベルム
- シスタ
- アムサス
- エド・サンクタム(=コルゴン)
- ブラディ・バース(=マジク・リン)
- クリーオウ・エバーラスティン
- サルア・ソリュード
- ヴィクトール・マギー・ハウザー
キーワード
CDドラマ版
新シリーズ第5巻『魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防』初回限定版(2012年9月15日発売)の特典としてCDドラマ化された。
詳細は「魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防#ドラマCD」を参照
備考
宣伝文
魔王と呼ばれたオーフェンがキエサルヒマ大陸を追われ、新大陸へと上陸を果たしてから20年。開拓団は様々な困難を乗り越えつつも発展を続け、ついには大陸同士の国交も結ばれるようになった。新大陸で魔術学校の校長に就任したオーフェンは、キエサルヒマへの帰還を果たす。そこで再会したのはかつての同窓たる仲間たちと、彼らの息子であるマヨール・マクレディだった。オーフェンは牙の塔での講演で若き魔術士たちを挑発し、新大陸へと誘う。3年後、マヨールは妹であるベイジット・パッキンガムとともに新大陸に渡る。そこはマヨールにとってすべてが刺激的な場所だった。神人種族による干渉、世界と人との危ういバランス、新しき技「魔王術」。そして、3人の「魔王の娘」……。魔術士オーフェン・新シリーズへと繋がる、新世代の物語!
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