ビィブ・ハガー

ビィブ・ハガーは、原大陸のはぐれ革命闘士。

原大陸の開拓村ハガー村で生まれ育った革命思想の少年。ハガー村は多数のヴァンパイア化した闘士を抱えるカーロッタ派の重要拠点であったため、エド・サンクタム率いる戦術騎士団による殲滅作戦が決行され、ハガー村は一族ごと消去されてしまった。当時5歳だったビィブは妹のレッタと共にダンに預けられていたため無事だった。その後、ダンの「隊」の一員に加わり、革命を志す。

当初は誇りある両親や親類の仇である魔術戦士を憎み、彼らを倒す力を求めていたが、カーロッタ派内部の腐敗と様々な現実を見てきて考えが変わり始めている。

レインフォールに着いて間もなくイザベラと遭遇してしまい、その戦いでワイソンとビッグは戦死、唯一の肉親であった妹のレッタも暴発したボンダインの銃弾に頭を貫かれてしまった。

一時は妹と仲間を失った悲しみと自責から逃れたい余りにベイジットを憎むが、その憎しみを真っ向から受け止められた上の説得により自分を取り戻す。ダンの最期を看取った後、ベイジットとともにダン達の果たせなかった理想を実現させるべく荒野へと旅立った。

旅の途中、突如出現したアイルマンカー結界を発見し、ローグタウンに接近。その最中、シスタの一団とヴァンパイアとの戦闘に巻き込まれ、保護された。連れて行かれたスウェーデンボリー魔術学校で同郷の友人マキと再会した。

無邪気でやんちゃな性格。出会って間もないのにベイジットに懐き、狙撃拳銃の使い方を教えて欲しいとねだった。

血を分けた唯一の家族である妹のレッタに対しては面倒見の良い兄としての一面を見せる。

ベイジットから学んだ狙撃拳銃の技術は発展途上ながらも、イザベラを怯ませて追い返すという成果を生んだ。

• 東内マリ子
  • ドラマCD ： 魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ) （2013年 - 2015年）