「マヨール・マクレディ」の版間の差分
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− | 毎夜の如く催される宴に付き合わされつつも裏をかく手がかりを探り、[[ラチェット]]の[[同調術]]を使って外部と連絡を取り、送られてきた[[オーロラサークル]]で人造[[始祖魔術士]][[シスター・ネグリジェ]] | + | 毎夜の如く催される宴に付き合わされつつも裏をかく手がかりを探り、[[ラチェット]]の[[同調術]]を使って外部と連絡を取り、送られてきた[[オーロラサークル]]で人造[[始祖魔術士]][[シスター・ネグリジェ]]を倒して結界解除に成功した。しかしその直後、[[カーロッタ]]の軍勢がローグタウンへ侵攻、撤退を余儀なくされる。 |
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+ | [[サイアン・マギー・フェイズ|サイアン]]の伝手で[[キルスタンウッズ]]に匿ってもらうが、運悪くカーロッタ配下の襲撃を受ける。その最中、[[合成人間]][[マルカジット]]と邂逅する。それに立ち会った時の[[ラチェット]]の言動からマルカジットの危険性に気付き、オーロラサークルを渡す事を拒む。しかし、一瞬の隙を突かれてオーロラサークルは奪われた。 | ||
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+ | 戦術騎士団との合流後、[[大統領邸]]の使者[[ヴィクトール・マギー・ハウザー]]から接触を受ける。戦乱後の原大陸の覇権を握る鍵はカーロッタとシマスを倒すことにあると判断した行政府は、マヨール一行とマルカジットの懐柔を目論む。しかし、各々の思惑の食い違いからヴィクトールの企みは水泡に帰した。 | ||
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+ | ついに妹ベイジットと再会を果たし、マルカジットが目をつけたのがベイジットだとわかるとこれ以上放置するのは危険と判断し、完全消滅を試みる。イシリーンやフィンランディ三姉妹を交えた総力戦で挑むも、圧倒的に強大化した合成人間に苦戦を強いられる。ラチェットの魔王術によりあと一歩のところまで追い詰めるが、合成人間は最後の手段として母レティシャの幻影を見せてベイジットの洗脳を企てる。しかし、ベイジットの苦悩に向き合わなかった事への謝罪とともに母の実像と向き合わせ、洗脳を打ち破らせる。そして、オーロラサークルがシマスに取り込まれる場面にも立ち会い、カーロッタの失踪から始まった原大陸全土を巻き込んだ戦乱の終わりを見届けた。 | ||
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+ | 戦乱が終わった後も三か月以上に渡って原大陸に滞在し、混乱の収拾に奔走する。イシリーンとの結婚式はキエサルヒマで上げる予定の模様。 | ||
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+ | 戦乱終結から約半年後、ようやくキエサルヒマ大陸へ帰還する。帰国後の進路は当初の希望通り初等教育教官を経ての《塔》教師と思われるが、妹ベイジットが原大陸に残ったことと、原大陸の各要人に面識がある関係から、今後もキエサルヒマと原大陸を往復することになると思われる。 | ||
==技能== | ==技能== | ||
両親の編み出した構成などをほぼ全て網羅しているなど、才能はかなりの物。[[空間支配]]という独自の[[魔術]][[構成]]を編み出すなど、独創のセンスに秀でる。「[[魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で|約束の地で]]」での苦い経験から[[ヴァンパイア]]に通じる術を考案、3年後の「[[魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦|原大陸開戦]]」で初使用ながら見事成功させた。 | 両親の編み出した構成などをほぼ全て網羅しているなど、才能はかなりの物。[[空間支配]]という独自の[[魔術]][[構成]]を編み出すなど、独創のセンスに秀でる。「[[魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で|約束の地で]]」での苦い経験から[[ヴァンパイア]]に通じる術を考案、3年後の「[[魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦|原大陸開戦]]」で初使用ながら見事成功させた。 | ||
− | + | [[コルゴン|エド・サンクタム]]からは「親に似て術に優れ、それを頼りに手堅く攻めてくる」と評されている。 | |
父フォルテから[[ネットワーク]]に関する知識と操作技術を伝授されるが、キエサルヒマのネットワーク自体が弱くなっているせいもあってか操作技術はさほど上達しなかった。 | 父フォルテから[[ネットワーク]]に関する知識と操作技術を伝授されるが、キエサルヒマのネットワーク自体が弱くなっているせいもあってか操作技術はさほど上達しなかった。 | ||
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クラスメイトのイシリーンと婚約している。本来タフレムには[[結婚]]制度は無いが、父親であるフォルテの意向で結婚を勧められた。 | クラスメイトのイシリーンと婚約している。本来タフレムには[[結婚]]制度は無いが、父親であるフォルテの意向で結婚を勧められた。 | ||
− | + | トラブルメーカーの妹ベイジットには幼い頃から手を焼きつつも、何かあると放って置く事も出来ないといった関係。 | |
+ | 原大陸に渡る以前はベイジットが階下にいれば自分は降りていかないといったような妹への拒否感を示すことも少なくなかったが、二度目の渡航で魔術士と非魔術士の軋轢を実際に見て回るうちにやがて妹の苦悩を理解するようになり、最終的には和解している。 | ||
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+ | 性格は普段は父親に似て消極的な傾向があり、周り(特に女性陣)に引きずられることが多い。一方でキレたり覚悟を決めると、母親譲りの直情的かつ短絡的な行動に出る。 | ||
==備考== | ==備考== | ||
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* 母 : [[レティシャ・マクレディ]] | * 母 : [[レティシャ・マクレディ]] | ||
* 妹 : [[ベイジット・パッキンガム]] | * 妹 : [[ベイジット・パッキンガム]] | ||
+ | * 従叔母 : [[アザリー]](故人) | ||
+ | * 婚約者 : [[イシリーン]] | ||
+ | * 義理の叔父 : [[オーフェン|オーフェン・フィンランディ]] | ||
==関連人物== | ==関連人物== | ||
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* [[イザベラ|イザベラ・スィートハート]] - 師 | * [[イザベラ|イザベラ・スィートハート]] - 師 | ||
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* [[アンデス・コライム]] - 友人、宿敵 | * [[アンデス・コライム]] - 友人、宿敵 | ||
* [[エッジ・フィンランディ]] - 友人 | * [[エッジ・フィンランディ]] - 友人 | ||
+ | * [[ラチェット・フィンランディ]] - 友人 | ||
==声優== | ==声優== |
2021年5月16日 (日) 12:51時点における最新版
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間種族 (男) |
人種 | 黒魔術士 |
出身地 | タフレム市 |
誕生年 | 赤光帝48年 |
年齢 | 22歳 - 新シリーズ |
声優 | 梶裕貴 |
マヨール・マクレディは、キエサルヒマ大陸の黒魔術士。《牙の塔》イザベラ教室の生徒。
概要[編集]
「新シリーズ」における主人公の一人。フォルテ・パッキンガムとレティシャ・マクレディの長男。《牙の塔》きっての秀才で、教師たちからも一目置かれている存在。
経歴[編集]
新シリーズ序章[編集]
16歳の頃、原大陸の魔王オーフェン・フィンランディがタフレムに帰郷した際、オーフェンから直々に案内役に指名されるが、重責に押し潰されて卒倒する。
19歳の頃、父の勧めを受けて妹のベイジット、プルートー教師とともに原大陸へ渡る。現地で繰り広げられる魔王オーフェンを中心とする政治体制とヴァンパイア化を推進する反魔術士派の革命団体「カーロッタ派」の対立の構造や、ヴァンパイアと神人種族に対抗するための手段である魔王術の存在を知る。キエサルヒマにおけるヴァンパイア化と神人種族の襲来を危惧するオーフェンの薦めに従い、連れ帰ったオーフェンの側近ケシオン(=スウェーデンボリー)の下、魔術戦士としての訓練を積む。
将来の進路については新生《十三使徒》に加わる道も検討していたが、最終的に《塔》の教師になる事を選んだ。
新シリーズ本編[編集]
22歳の頃、ヴァンパイア化を求めて原大陸へ密航した人々を捕らえるため、師のイザベラに同行してイシリーンとともに再び原大陸を訪れる。しかし、消息不明となったカーロッタ・マウセンの捜索に追われる戦術騎士団を見て組織を頼る事に限界を感じ、イシリーンと共謀してイザベラ教師から離脱、密航者とともに消えた妹ベイジットを追って荒野に旅立った。
途中、戦術騎士団壊滅に巻き込まれつつも旅を続け、開拓村レインフォールに潜伏する。潜入捜査を進めていく内に村長のボンダインが革命闘士である事、キエサルヒマの革命支援組織リベレーターと共謀して原大陸を支配しようとする企みを知る。しかし、正体を怪しまれてクリーチャーの検体として村人とともに連行されるが、囚われたエド・サンクタムとイザベラ教師との合流によりボンダインの企みを潰す。残るは主犯のボンダインだけとなり、腹心のケイロンと交戦。圧倒的実力差で苦戦を強いられるが、偶然発動したヒュプノカイエンによって封印に成功した。
原大陸の情勢の悪化によりスウェーデンボリー魔術学校へ帰還。雑務に追われつつも襲撃してきたリベレーターの撃退も務める。オーフェン脱走後、手薄となったローグタウンへの偵察を要請され、案の定待ち構えていたジェイコブズ・マクトーンに捕まり、彼等が発動させたアイルマンカー結界に閉じ込められる。
毎夜の如く催される宴に付き合わされつつも裏をかく手がかりを探り、ラチェットの同調術を使って外部と連絡を取り、送られてきたオーロラサークルで人造始祖魔術士シスター・ネグリジェを倒して結界解除に成功した。しかしその直後、カーロッタの軍勢がローグタウンへ侵攻、撤退を余儀なくされる。
サイアンの伝手でキルスタンウッズに匿ってもらうが、運悪くカーロッタ配下の襲撃を受ける。その最中、合成人間マルカジットと邂逅する。それに立ち会った時のラチェットの言動からマルカジットの危険性に気付き、オーロラサークルを渡す事を拒む。しかし、一瞬の隙を突かれてオーロラサークルは奪われた。
戦術騎士団との合流後、大統領邸の使者ヴィクトール・マギー・ハウザーから接触を受ける。戦乱後の原大陸の覇権を握る鍵はカーロッタとシマスを倒すことにあると判断した行政府は、マヨール一行とマルカジットの懐柔を目論む。しかし、各々の思惑の食い違いからヴィクトールの企みは水泡に帰した。
ついに妹ベイジットと再会を果たし、マルカジットが目をつけたのがベイジットだとわかるとこれ以上放置するのは危険と判断し、完全消滅を試みる。イシリーンやフィンランディ三姉妹を交えた総力戦で挑むも、圧倒的に強大化した合成人間に苦戦を強いられる。ラチェットの魔王術によりあと一歩のところまで追い詰めるが、合成人間は最後の手段として母レティシャの幻影を見せてベイジットの洗脳を企てる。しかし、ベイジットの苦悩に向き合わなかった事への謝罪とともに母の実像と向き合わせ、洗脳を打ち破らせる。そして、オーロラサークルがシマスに取り込まれる場面にも立ち会い、カーロッタの失踪から始まった原大陸全土を巻き込んだ戦乱の終わりを見届けた。
戦乱が終わった後も三か月以上に渡って原大陸に滞在し、混乱の収拾に奔走する。イシリーンとの結婚式はキエサルヒマで上げる予定の模様。
戦乱終結から約半年後、ようやくキエサルヒマ大陸へ帰還する。帰国後の進路は当初の希望通り初等教育教官を経ての《塔》教師と思われるが、妹ベイジットが原大陸に残ったことと、原大陸の各要人に面識がある関係から、今後もキエサルヒマと原大陸を往復することになると思われる。
技能[編集]
両親の編み出した構成などをほぼ全て網羅しているなど、才能はかなりの物。空間支配という独自の魔術構成を編み出すなど、独創のセンスに秀でる。「約束の地で」での苦い経験からヴァンパイアに通じる術を考案、3年後の「原大陸開戦」で初使用ながら見事成功させた。 エド・サンクタムからは「親に似て術に優れ、それを頼りに手堅く攻めてくる」と評されている。
父フォルテからネットワークに関する知識と操作技術を伝授されるが、キエサルヒマのネットワーク自体が弱くなっているせいもあってか操作技術はさほど上達しなかった。
魔王術についてはまだ修行途中であり、偽典構成の内容は理解できるようになったものの、偽典構成を組む段階においては仮の構成にもまだ成功していない。
黒魔術[編集]
人物[編集]
母親の遺伝子を色濃く受け継いだ容姿を持ち(フォルテいわく、「100パーセントレティシャの遺伝子だけ」)、イザベラやエド・サンクタムからは「ウザイ顔」と言われる。母親の前科から師を始めとする昔の知り合い達から邪険にされていると勘ぐり、両親にその是非を問い詰めようとした事もあった。
《塔》のエリートらしく、高慢な部分もやや見受けられるが、根は善良。誤解とはいえ、エッジや妹を利用しようとしたとして怒りを表し、かなわなくてもオーフェンに一矢報いようとした。
クラスメイトのイシリーンと婚約している。本来タフレムには結婚制度は無いが、父親であるフォルテの意向で結婚を勧められた。
トラブルメーカーの妹ベイジットには幼い頃から手を焼きつつも、何かあると放って置く事も出来ないといった関係。 原大陸に渡る以前はベイジットが階下にいれば自分は降りていかないといったような妹への拒否感を示すことも少なくなかったが、二度目の渡航で魔術士と非魔術士の軋轢を実際に見て回るうちにやがて妹の苦悩を理解するようになり、最終的には和解している。
性格は普段は父親に似て消極的な傾向があり、周り(特に女性陣)に引きずられることが多い。一方でキレたり覚悟を決めると、母親譲りの直情的かつ短絡的な行動に出る。
備考[編集]
ローグタウンに立ち寄った際、クリーオウから餞別にオーフェンが試作した天人種族の遺産を託され、その中から世界樹の紋章の剣を選び、愛剣とした。
家族[編集]
- 父 : フォルテ・パッキンガム
- 母 : レティシャ・マクレディ
- 妹 : ベイジット・パッキンガム
- 従叔母 : アザリー(故人)
- 婚約者 : イシリーン
- 義理の叔父 : オーフェン・フィンランディ
関連人物[編集]
- イザベラ・スィートハート - 師
- アンデス・コライム - 友人、宿敵
- エッジ・フィンランディ - 友人
- ラチェット・フィンランディ - 友人
声優[編集]
- 梶裕貴
- ドラマCD : 魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ) (2012年-2014年)
- ドラマCD : 魔術士オーフェン しゃべる無謀編 (2012年 - 2013年)
登場作品[編集]
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